2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

一日早い誕生日登山

明日は私の誕生日である。過去4年間、誕生日は屋久島の山で迎えた。しかし、そのプロジェクト予算も3月で終わり、いまは報告書執筆に忙しいので、屋久島に出かけるわけにはいかない。 そこで、由布岳に登ることにした。由布岳は、比較的簡単に登頂でき、いろ…

連休中の仕事リスト

能天気に「ゲゲゲ」を見てる場合かと、あちこちからメールが届きそうなので・・・。 植物分類学会受賞講演原稿・・・今月中。いま、書いています。 Y君の原稿・・・早く読まなきゃ。 学振特別研究員評価書・・・いま預かっているのは2人分。 植物の事典・…

連休は、ニッポン・ゲゲゲ

昨夜は、福岡空港に8時半すぎに着き、中洲川端で下車して9時15分から、「ゲゲゲの鬼太郎」のレイトショーを見てきた。 「マンガ」の実写版にあまり興味はなく、「どろろ」にも食指が動かなかったが、「ゲゲゲの鬼太郎」には興味のある点があった。予定の便よ…

久しぶりの小貝川

所用で一昨日に上京し、今日は久しぶりに小貝川まで足を伸ばした。 つくばエキスプレスができたおかげで、水海道へのアクセスが良くなった。秋葉原からつくばエキスプレスに乗り、守谷で関東鉄道に乗り換え、4つ目の駅が水海道である。水海道駅の雰囲気は昔…

秘剣燕返しサムライロック

今日は、東北大の幾霜さんが、セミナーをしてくれたので、6時から「ちゃんこ御島」で歓迎会(ご苦労さん会)をした。江戸期古伝柱焼酎造り清酒「秘剣燕返しサムライロック」が届いていたので、持込みをさせていただいて、痛飲した。 柱焼酎造りというのは、…

森をつくった校長先生との出会い

今日は、第5回「100年の森づくりフォーラム」のコーディネータをつとめるため、長崎市に出かけた。「100年の森づくりフォーラム」では、毎年、森の達人と言えるような、ユニークな人たちとの素敵な出会いがある。コーディネータをつとめるのは結構大変な仕事…

夕凪の街・桜の国読書ノート

「ただのにっき」さんの「夕凪の街・桜の国読書ノート」を発見。作者がいかに細やかにこのマンガを作りこんでいるかについて、「ただのにっき」さん気づかれた点がリストされている。私が3回読んでも気づかなかった点が少なくない。作者の作りこみにも、「た…

夕凪の街・桜の国(1)(2)

三部作とはいえ、短編なので、すぐに読めた。しかし一度読んだだけでは、人物関係が把握できなかったので、人物関係を把握したうえで、もういちど読み返し、結局3回読んだ。 何よりも、「桜の国」の主人公、石川七波が魅力的だ。女の子だが、父親ゆずりの野…

ひさしぶりに本を買う

今日は、午前も午後も会議。午後の会議は文系キャンパスの大教室で、化学物質安全管理支援システムの説明会。これから、実験室で使う化学物質はすべてこのシステムで管理することになるのだ。このシステムの導入はとても良いことなので、「所属薬品管理者」…

「ノラネコ」さんのパンズ・ラビリンス評

16日にとりあげた「パンズ・ラビリンス」について検索していて、「ノラネコの呑んで観るシネマ」さんがすばらしい批評を書かれていることを知った。私よりもはるかに映画に詳しい方である。 監督については次のように紹介されている。 ギレルモ・デル・トロ…

パンズ・ラビリンス−現実世界と仮想世界が交錯する不思議で残酷な物語

シンガポール航空の機内映画メニューは充実している。しかし、福岡→シンガポール→ケープ、と長旅をして、その帰路ともなると、主だった邦画・洋画はひととおり見てしまい、少し違った映画が見たくなった。「パンズ・ラビリンス」には、英語とスペイン語のタ…

最近見た映画ベストテン

2月にはメキシコに出張、3−4月には南アフリカに出張したので、機内で合計10本以上の映画を見た。原稿を書いたり、改訂したりすることにも時間を割いたが、さすがにこれらの作業を機内で何時間も続けると、疲れてくる。そこで、疲れると映画を見て気分転換…

大宅賞に「黒澤明 vs.ハリウッド」

第三十八回大宅賞が、田草川 弘「黒澤明 vs.ハリウッド―『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて」と佐藤 優「自壊する帝国」に決定した。 「自壊する帝国」は読んでいないのでコメントできないが、「黒澤明 vs.ハリウッド」(ISBN:4163677909)はわが国のドキ…

自分の良い所・悪い所

大学に入学した娘が、「自分の良い所・悪い所をA4用紙1枚にまとめなさい」という宿題を出されたそうだ。湯船につかりながら、自分ならどう書くだろうと考えていたところ、ふと妙案が浮かんだ。そこで、ふとんに入ってから、A4の裏紙に鉛筆で書きなぐったのが…

エイプリル・フールの花

写真は、ヒガンバナ科のHaemanthus coccineus。ナミビア南部の海岸からケープにかけて分布する植物である。ケープタウンのRondevlei Nature Reserveで、3月31日に見た。この花が現地でApril Foolと呼ばれていることをあとになって知った。当日に気づいていれ…

日本到着

予定どおり到着し、関西空港ラウンジでくつろいでいます。福岡には、10時15分発の全日空便で戻ります。

ようやく日本へ

ついに6時間経過。焦げ付いていた原稿執筆が随分進んだ。シャワーをあびて、ひげをそって、トランジットホテルをチェックアウト。ちょうど0時をまわったところ。0時10分が搭乗開始時間である。しかし、離陸まではあと1時間ある。日本(関西空港)着は、8時35…

奇天烈なシダSchizaea

写真は、昨日の記事でふれたSchizaea。マツバラン状の茎の先端に、何かの卵塊と間違えそうな、奇妙な形の胞子嚢がついている。 William Bondに写真を見せたら、即座に「シージア」という答えがかえってきた。私は大学院のころに「スチザエア」と覚えてしまっ…

グローバルCOE予選敗退

グローバルCOE「学際複合新領域」枠に申請をしていたのだが、残念ながら「貴殿が拠点リーダーとして申請された拠点は、ヒアリング対象拠点とはなりませんでした」というメールをシンガポール空港で受け取った。 まさか、「予選」段階で敗退するとは予想して…

ケープのカヤツリグサの群集系統学的研究

夕食をとりながら、googlingをして、ケープ大学のパブで話をした二人の大学院生の共著論文を見つけた。 Jasper A. Slingsby and G. Anthony Verboom Phylogenetic Relatedness Limits Co-occurrence at Fine Spatial Scales: Evidence from the Schoenoid Se…

テーブルマウンテン再登頂

今日は、北斜面にあるケーブルカーを使って、テーブルマウンテンに再登頂した。ケーブルカーの終点から、テーブルマウンテンのピークまで、私の足なら片道30分程度の行程である。非常になだらかなスロープだが、ちょっとした地形で植生が変わるので、面白い…

テーブルマウンテンの自然史に関するすばらしい本

上の記事は、William Bondさんと分かれたあと、ホテルのレストランで食事をとりながら書いた。 部屋に戻り、ズボンなどを洗濯し、シャワーをあびてから、Kirstenbosch Botanical Gardenのブックショップで購入した次の本を開いているところ。 Anton Pauw and…

テーブルマウンテン登頂

昨日は、Kirstenbosch Botanical Gardenから、Nursery Ravineのルートをたどり、テーブルマウンテンのピークに登頂。帰路は、Skelton Gorgeを下った。花の少ない時期だというが、King Proteaの花(写真)も見れたし、赤い花のDisa(ランの一種)も見れた。 テ…

ペンギン!ペンギン!ペンギン!

見ましたよ、アフリカペンギン。いやぁ、かわいいですねぇ。見ているだけで楽しくなる生き物です。 また、喜望峰では、野生のダチョウやオリックスを見ました。ケープキリンも、遠くからではあるものの、はっきりと見ることができました。キリンにケープキリ…