「ノラネコ」さんのパンズ・ラビリンス評

16日にとりあげた「パンズ・ラビリンス」について検索していて、「ノラネコの呑んで観るシネマ」さんがすばらしい批評を書かれていることを知った。私よりもはるかに映画に詳しい方である。
監督については次のように紹介されている。

ギレルモ・デル・トロは不思議な映画作家だ。
ハリウッドデビュー作となった「ミミック」以来、「ブレイド?」 「ヘルボーイ」といった作品では、B級オタクテイスト溢れるエンターテイナーぶりを発揮するのに対して、母国語であるスペイン語映画になると、本作や同じスペイン内戦を舞台とした「デビルズ・バックボーン」に見られるように、やたらと文学的な世界を展開する。

私はこの監督についてまったく知らなかったので、大変参考になった。
それから、主人公は「オフィーリア」ではなく「オフェーリア」と書かねばならないことに気づかされた(スペイン語読みなので)。
「ノラネコ」さんの映画評はなかなか面白いので、私のアンテナに登録させていただいた。これから、ときどき訪問させていただくことにしよう。
毎回、映画とともに、お酒の紹介があって、なかなかおしゃれである。
最新の映画評は、「大帝の剣」。評価額1000円に同感。夢枕獏もおおいに不満だろう。
それはさておき、最後に紹介されている小林酒造の「江戸期古伝柱焼酎造り清酒SAMURAI ROCK秘剣燕返し」というのは、名前もすごいが、味も威力がありそうだ。呑んでみたい。