2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

京都大学野生動物研究センター

昨日は、日帰りで京都出張。京大の時計台ホールで開かれた京都大学野生動物研究センター設立記念式典に出て、祝辞を述べた。 このセンター設立の趣旨については、尾池総長の記者会見用資料に詳しい。この資料には、「探検大学」としての京大の伝統は、「他の…

自然再生ハンドブック編集会議

今日は朝5時半に起き、7時の便で上京して、自然再生ハンドブック編集会議に出た。「自然再生ハンドブック」編集は、鷲谷さんが生態学会会長のときに企画がスタートしたので、6年越しの仕事である。鷲谷さんから生態系管理専門委員会委員長を引き継ぎ、「自然…

「隠し砦」と「つぐない」

今日は出勤して自然再生ハンドブックの仕事をするつもりだったが、大学は停電のため、夕方まで仕事ができない。休養をとれという天命だと勝手に解釈して、映画を見に出かけた。たまには日曜日に休養しなければ、体が持たない。 まずは、「隠し砦の三悪人 The…

これ食えますか?

伊都キャンパスの竹林で採集したキノコです。食用になるシメジの仲間かと思いますが、ご存知の方がいらっしゃれば、ぜひ教えて下さい。 ※E(nephila)さま、ご連絡ありがとうございました。大きな画像を下記のサイトに置きました。もし種名がわかれば、ありが…

COP10に向けての準備開始・徳島出張延期

昨日は、日本学術会議DIVERSITAS小委員会出席のために上京した。3月末のDIVERSITAS科学委員会(パリ)と4月上旬のGEO BON会議(ポツダム)の報告をして、GEO BONへの国内対応の必要性を説明した。COP10(2年後、名古屋)での科学者によるプレコンファレンスで…

理学研究院長予選候補者としての所信

昨日のブログを見て、何人かの方が、いったい何があったのだろうと心配してくださったようだ。 約2000字で以下のような所信を書く立場に立たされてしまった。 野外調査から日曜日に研究室に戻り、メールを見て予選候補者のひとりに選ばれたことを知り、驚き…

新入生に薦める本(4)気晴らしの一冊

週末は卒業研究生のN君・D2のYさんと宮崎県に出かけ、ササユリの予備調査。研究室に戻ったら、とんでもない連絡が届いていた。せっかくフィールドで気持ちよい週末を過ごしてきたのに、状況は一気に暗転。 こんなとき、気晴らしに読める本を一冊あげるとすれ…

新入生に薦める本(3)トレンドの一冊

時流に乗った本から一冊を選ぶなら、この本。 合衆国再生―大いなる希望を抱いて (単行本) バラク・オバマ (著), 棚橋 志行 (翻訳) ダイヤモンド社 (2007/12/14) ISBN:9784478003534 時代の転換期に新しいリーダーは生まれる。そのリーダーの力は、言葉だった…

新入生に薦める本(2)必読の一冊

「必読の一冊」を選ぶのは難しい。そもそも、誰もが読まねばならない本など、あるはずがない。 「必読の一冊」が意味するところは、できるだけ広い層の読者に推薦したい本、ということである。薦める相手が新入生なら、理系の学生にも文系の学生にも興味を持…

新入生に薦める本(1)思い出の一冊

九大生協で、「新入生に勧める本」についてまとめた読書だよりを編集することになった。新入生や2年生を教える教員から推薦文を募る。そのためのサンプルを書いたので、このブログでも紹介する。5回続ける予定。今回は、「思い出の一冊」。次回以降、必読の…

連休に積もり積もりし締め切りの重きに泣きて今も手つかず

とある論文の審査結果を送り返したら、もう0時半やないか。あかん、もう帰ろう。 明日の午後から河川生態学術研究会の合宿なのに、何にも準備できとらん。 なんとか評○書だけは出発前に片付けんと。

五体満足・健康のありがたさ、スダジイの不思議、論文改訂

今日は私用で、太刀洗町まで出かけた。ここに出かけるたびに、五体満足で、健康でいることのありがたさを感じる。いろいろ困難があるとは言っても、意思さえ強ければ、好きなことが続けていける。ありがたいことだ。 高速道路沿いの森では、スダジイが花盛り…