2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

米原万里さん

明日の屋久島現地報告会のために、8時半に福岡を車で出て、鹿児島入りした。 ホテルについて、一風呂あびて、アンテナをチェックすると、米原万里さんの訃報が目に飛びこんだ。残念だ。 がんであることをエッセイで公表されていた。根拠のない治療法を拒みつ…

エコゲノミクス総括論文の原稿発信

首謀者M氏とその経祖S氏に、総括論文の原稿を発信。結びの節では、 「なぜ山に登るのか」という問いに対し、イギリスの登山家マロリーが「そこに山があるからだ」と答えたという逸話はよく知られている。 などと、書いちゃった。どんな反応があるか、楽しみ…

エコゲノミクスは進化生態学をどう変えるか?

日本生態学会新潟大会で開催されたシンポジウム「エコゲノミクス: ゲノムから生態学的現象に迫る」の講演者4名による総説原稿が手元にある。日本生態学会誌の特集に収録される。総合討論でコメンターをつとめたSくんと、2名の参加者によるコメントも掲載さ…

9通完了、あと1通

・・・と思ったら、また一つ増えた。 気合!

チューリヒだより

特割切符をキャンセルして、学振評価書準備にいそしむ朝である。 チューリヒのShimikenさんから、「Y日記を見習って、ヨーロッパで研究室を運営する、というはてなダイアリーをはじめてみました」というメールが届いた。 なんと、4月17日に始まって、もう…

あと3通

4時間で、2通。ということは、あと6時間かかるということか。明朝上京する予定で、航空券は変更のきかない特割を買ってしまったが、これ以上の無理は、持続可能じゃない。キャンセル料を払っても、夕方の便に変更するのが賢明だな。 見通しが甘かった。学…

褒め疲れ

屋久島での公開シンポジウムのアナウンスは、5月18日にすでに書いていたのだった。 日曜日も月曜日も(正確には月曜日も火曜日も)、午前0時すぎ帰宅。二度同じ内容を書くとは、さすがに疲れがたまっているようだ。 学振の評価書は、5通を書き終え、残…

屋久島で公開シンポジウム

5月30日に、公開シンポジウム「屋久島の森がおかしい〜増えるシカ、暗くなる森、滅ぶ植物〜」を開催する。 プログラムは以下のとおり。上記のネームをクリックすれば、新聞折込み用のちらしが見れます。 植物編 7:00-7:30 原生林の林床植物とコケは30年間…

[徒然学振評価書

残る作業を確認するためのメモ。 手元に届いている申請書:M, K, Y, N, S, S(外部)。 これから届く予定:F, T, O。 先着順で対応しているので、すぐに返事はできない。悪しからず。これで全部かな? 済んだのは4つだから、まだ先は長い。

教育基本法改正案

朝食を見ながら見たテレビ番組で、教育基本法改正についての討論をやっていた。問題になっていたのは、愛国心についての記述。 自民党・公明党が合意した政府案は、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」(アサヒコムより)。…

タクシー車中

学振の申請書の相談につきあっているうちに、終電に乗り損ねた。 これからが、大変である。本人たちも、こちらも。がんばりましょう。

TV朝日の屋久島番組

今朝、屋久島の宿でメールをチェックしたところ、TV朝日のニュース番組「スーパーモーニング」で、9時から屋久島のシカ問題を報道するという連絡が飛び込んだ。昨夜、Aさんから、取材を受けたという話を聞いたばかりだ。 私も九大の研究室で電話取材を受けた…

恩師との再会

3時過ぎから、堀田満さんを訪ねた。 知人に聞いた電話番号が違っていたので、鹿児島市唐湊4−6−18 西南日本植物情報研究所、という住所を手がかりに、仕事場を探し当てた。 大病をされて、鹿児島県立大学学長を退かれ、今は私設の研究所で、仕事に専念されて…

屋久島プロジェクト現地報告会

屋久島で進めている研究プロジェクトの報告会をかねたシンポジウムを下記の日程で開催する。その打ち合わせのために屋久島に来ている。さきほど、屋久島まるごと保全協会(YOCA)のメンバーとの打ち合わせを終えて、宿に戻ったところである。 学ぼう 話そう …

ネイガー・ロゴマークの妙

福岡空港で搭乗待ち。ここ数日、しめきりの綱渡りが続いたので、疲れが残っている。ちょっと休憩。 サクララウンジでコーヒーを飲みながら、昨夜のブログでリンクを設定した、「超神ネイガー公式ホームページ」を見てみる。 一番感心したのは、ネイガーのロ…

カマドキャシ(続)

「きゃす」は「壊す」とかでしょうか? という質問があった。 カマドキャシは、漢字で書けば、「竈覆す」。竈をひっくりかえすという意味である。 超神ネイガーの公式ホームページから、カマドキャシのページに行くと、詳しい解説があります。 海を、山を、…

怪人カマドキャシ

秋田県にクロヒメシライトウソウを見に出かけたときのこと。新潟県から秋田県に入ると、海岸沿いを走る国道に、見かけない交通標語がかかれたのぼりが、延々とはためいていた。 「飲酒運転、どんと一発、かまどきゃし」 「飲酒運転、どんと一発」まではわか…

「利己的な遺伝子」増補新装版

「利己的な遺伝子」は依然として影響力のある本なのだろう。 が出版されたそうだ。 利己的な遺伝子 リチャード・ドーキンス (著), 日高 敏隆 (翻訳), 岸 由二 (翻訳), 羽田 節子 (翻訳), 垂水 雄二 (翻訳) 紀伊國屋書店 ; ISBN:4314010037 ; 増補新装版 (200…

進化生物学への道

上京して、東京の「隠れ家」に到着。 東京に向かう途中、伊勢湾上空で機内放送があり、羽田周辺が悪天候のため、しばらく待機するとのこと。やがて、燃料が足りないからという理由で、大阪国際空港に不時着。給油後に離陸し、2時間遅れで羽田に着いた。結局…

申請書と論文の違い

学振特別研究員の申請書を書いている人が多いことと思う。この申請書を、論文と同じ構成で書いてはいけない。つまり、背景説明から始めて、レビューのあとに問題を提起し、それから材料と方法を書き、研究計画を書く、という構成で書いてはいけない。審査員…

連休最後の日

あと30秒で、連休最後の日が終わる。このブログをアップロードするころは、明日である。 連休は、実家で論文原稿を修正する生産的な日々を送ったが、最後の日の今日は、朝から出勤し、研究室の学生が書いた学振の申請書原稿にコメントしたり、明日の研究計画…

グリーン・グリーン

今日は、五月晴れ。新緑の美しいこの季節に、これだけ晴れてくれると嬉しい。 午前中は、所要あって、筑後小郡を車で往復した。高速は渋滞していたが、森の新緑があまりにもきれいなので、さほど退屈しなかった。車の中で、偶然にも、「グリーン・グリーン」…

テレビ取材への疑問

テレビAの記者から電話があり、屋久島のシカの現状について聞きたいというので、しばらく取材に応じた。全国で野生動物がひきおこしている諸問題について取材をしているのだそうだ。 しかし、『世界遺産をシカが喰う』も読んでいらっしゃらなかったし、私の…