2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

リトル・チャロ

今夜から日向市に出かけてササユリの自生地を探す予定だったが、日向市ではすでに絶滅したし、他の産地では未開花という情報が入ったので、調査を延期した。日曜以来3日間深夜帰りだったので、今夜は早めに帰宅した。 ゴガクルにメンバー・ログインし、リト…

深夜の学生指導

もう月曜日。深夜0時をすぎても、学生の指導をしている。 昨日一昨日は東京から戻ったあと、新M1のMさんと大濠公園に出かけ、在来タンポポと花粉を作る雑種タンポポの混生地を探した。雑種タンポポの大部分には花粉がなく、かなりあせった。これらは4倍体…

新学期・新メンバー・新プロジェクト

研究室はメンバーが大幅に入れ替わった。セミナーをもっと活発にするためのミーティングや、実験室の利用法改善に関するミーティングが開かれている。みんなで研究室をよくしていこうという雰囲気が感じられて、心強い。 新しくM1になった5名のうち4名と、卒…

ユークレインとアージュウェイ

帰国後も行脚の日が続いている。東京臨海副都心にある未来科学館で開催されたGEOSS APNの会議の後半に出席し、COP10やGEO BONに対応する国内での組織委員会設置に関する調整をした。今朝は、東大で部屋を借りて、来日しているBruno WaltherにGEO BONに関する…

サンスーシ宮殿とフリードリッヒ大王の墓

ポツダム会議の開催地として、ポツダムの名は、日本人にはよく知られている。しかし、どんな都市かを知る人は少ないだろう。ポツダムは、ベルリンの西に位置する人口14万人の小都市であり、大王と呼ばれたプロイセン王フリードリッヒII世が暮らした歴史のあ…

ドイツから帰国

今朝は、ポツダムのホテルの周囲を歩いて、雑草の観察をした。おそらく気温は3度程度で、手がかじかむ寒さだった。しかし、大学に戻ってみると、ジャンパーなしで外が歩けるくらい暖かい。桜はもうほとんど散っていて、葉桜になりはじめている。一週間前は3…

ゴッホと草木図説

ベルリンからアムステルダムに飛び、無事大阪に到着した。福岡便への乗り継ぎを待っているところ。 アムステルダムSchiphol空港には無料で入場できるギャラリー(正確にはRIJKS Museum Amsterdam Schiphol)があるが、なんと「ゴッホと自然」(Nature Close-u…

GEO BON Conference終了

今朝は5時に起きて、遺伝子レベルの生物多様性観測に関して、提案文書の改訂原稿を作った。提案文書には随所に穴があり、当然のことながら、さまざまな意見が出た。今日午後の総合討論では、何人もの参加者が「もっと時間をかけて議論すべきだ」と主張した。…

GEO BON Conference2日目終了

今日は、ワーキンググループに分かれての討論。午前中は、Science IssuesのWGに出て、EcosystemのセクションとGenesのセクションについて意見を述べた。Genesのセクションに関しては、私のコメントが採用されたので、改訂原稿を書かなければならない。今日は…

GEO BON Conference初日終了

今日は、GEO BON Draft Concept Documentの説明と質疑応答。Georgina MaceがScientific issuesについての説明のときに、ボランティアによる生物多様性モニタリングの先進例として、日本の植物RDBの取り組みを紹介してくれた。休憩時間やレセプションで、何人…

ポツダムに到着

Kongresshotel Potsdamに無事チェックインした。ベルリン空港からバスと列車を乗り継ぐ予定でいたが、空港の玄関を出てもバス乗り場は見えず、タクシーばかり。そこでタクシーに乗って、「ポツダムに行くので、ベルリン中央駅まで」と言うと、「ベルリン中央…

アムステルダムに到着

無事アムステルダム空港に到着し、ベルリン行きの乗り継ぎ便を待っているところ。現地時間17時すぎ。日本では深夜0時をまわったところ。機内では、12時間ほど論文原稿を読んだり、機内ビデオを見たりしていたら、首が痛くなり、とうとう頭痛がしてきた。国際…

ドイツへ

時差がとれ、寝不足を解消し、体のリズムが戻ったところで、明日は再びヨーロッパに飛ぶ。今度はポツダムで、GEO BON Conference(COP9に向けて、生物多様性観測ネットワークを国際的に組織するという提案文書を仕上げるための会議)に出る。GEO BON, 2010 t…

新年度の堅実なスタート

4月に入ってはや5日。昨夜に京都入りして、今日は総合地球環境研究所のYプロジェクトのコアメンバー会議に出たが、昨日までの4日間は、大学院生とのディスカッションや論文原稿の修正にかなりの時間を割くことができた。プロジェクトの報告書に追われた昨…