2014-01-01から1年間の記事一覧

池上彰さん、理系文系の二分法はやめましょうよ。

日経新聞朝刊の「池上彰の大岡山通信」は比較的よく読む記事ですが、今朝の「理系・文系大きな違い」はいただけませんねえ。 東工大での講義で、「GDP7-9月期の速報値が悪かった主な原因は民間企業の在庫が減ったことであり、ひょっとすると景気回復のサイン…

アベノミクスの根拠

10月21日のFacebookタイムラインより転載。 この一週間で、東京に3回出張。いずれも日帰り。機内などで2冊の本を読んだ。1冊目はクルーグマンがアベノミクスについて書いた本。ノーベル経済学賞受賞者であるクルーグマンは、1998年に「Japan's trap」という…

『くちびるに歌を』

中田太一の青春小説『くちびるに歌を』が、新垣結衣主演で映画化(http://kuchibiru.jp/)。『幕があがる』と同じ2月28日公開。こちらは合唱部。そしてあの、アンジェラアキの名曲「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」が軸となる物語。いいなぁ、この部活青春映…

『幕があがる』書評

少しかっこつけて言うと、人生は「自分とは何か」を見つけるための、長い旅なのだと思う。そしてその旅の中で、「自分とは何か」をもっとも純粋に考えることができるのは、高校時代だろう。中学生ではまだ考える力が不足だし、大学生になると大人の発想が頭…

幕が上がる

筑肥線車中で「幕が上がる」を検索したら、平田オリザさんの昨日のブログがヒットした。「本当に美しい出来になりました」とこの人が言うのなら、間違いない。また、「『桐島、部活やめるってよ』のシナリオを書いた喜安浩平さんの台本が、本当に素晴らしく…

リトル・フォレスト

さしたるドラマがあるわけでもないこの映画は、見る人を選ぶだろう。私はと言えば、護岸されていない小川が流れる山村の風景にまず魅了され、オオウバユリが咲き並ぶ道を自転車で走り降りる疾走感に心をはずませ、ストーブの置き火で焼かれたおいしそうな自…

ももいろクリスマス2013

今日は伊都キャンパスでの4時限目の授業のあと、そのまま自宅に戻りました。そして、本日発売の「ももいろクリスマス2013」DVDで、アンコールシーンを観ました。3月15、16日の国立競技場2dayライブ決定のニュースが、本人たちにサプライズ発表されるシーン。…

「銀の匙 Silver Spoon」「抱きしめたいー真実の物語」「神様のカルテ2」

矢原@クアラルンプールです。成田からの機内では、邦画を3本観ました。「銀の匙 Silver Spoon」「抱きしめたいー真実の物語」「神様のカルテ2」・・・3本連続で涙を流すなんて、めったにない。「アナ雪」の大ヒットのせいで、邦画の影がすっかり薄くなって…

還暦

60歳になりました。定年まであと5年11カ月です。 今年度の大きな仕事は、「決断科学大学院プログラム」を軌道に乗せることです。「軌道に乗せる」とはどういうことかというと、現在採用している51名の学生(昨年度に中途採用した31名に加え、今日新たに20名…

ももクロ国立2dayライブ

国立競技場で2日間のライブを成功させたももクロ。コンサートのエンディングでは、聖火台で5人が語った思いが、ナタリーの記事で読めました。5人の個性が出た、良いあいさつです。自分の言葉で話していて、嘘がなく、気持ちが良い。川上さん率いる運営チーム…

『アナと雪の女王』(原題:frozen)

矢原@インチョン国際空港です。日本では14日から公開される『アナと雪の女王』(原題:frozen)をロンドンから戻る機内で見ました。いやぁ、評判にたがわぬ名作です。クライマックスで、一度目は涙があふれ、結末を知ってから見た二度目でも、涙がにじみま…

「持続可能な社会を拓く決断科学大学院プログラム」が順調にスタート

博士課程教育リーディングプログラムは、「優秀な学生を俯瞰力と独創力を備え広く産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーへと導くため、国内外の第一級の教員・学生を結集し、産・学・官の参画を得つつ、専門分野の枠を超えて博士課程前期・後期一貫し…

ももクロ日産ライブDVD夏のばか騒ぎ2013

【前原から箱崎に向かう車中にて】決断科学センター開設シンポジウムを終えて、少し時間にゆとりができたので、昨夜は衝動買いしたDVDを見て過ごしました。ももクロについては、社会現象として興味を持ち、ウォッチャーを続けてきましたが、DVDを買ってしま…