2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

屋久島での2つの会議の報告・竜神の滝訪問記

27日には屋久島に飛び、屋久町野生動物保護管理ミーティングに出た。主としてシカ対策を議題とする屋久島町主催の連絡会議である。屋久島町・環境省・森林管理署・鹿児島県・屋久島生物多様性保全協議会などから、平成21年度の取り組みの報告と22年度の対策…

なぜ地球の生きものを守るのか?

今年は国際生物多様性年。10月には、生物多様性条約第10回締約国会議が名古屋で開催される。このため、生物多様性に関する社会的関心が高まっている。福岡―東京便のJALの機内でも、生物多様性に関する広報ビデオが流れ、多くの乗客が「地球のいのち つないで…

シロイヌナズナはどうやって自家和合になったか?

Ever since Darwin・・・一度でいいから論文の最初にこう書いてみたいものだ。この書き出しではじまる土松君の論文が、あのNature誌に発表された(現時点では、オンラインで)。 http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature08927.html …

第1回日中韓大学間交流・連携推進会議

昨夜は、「第1回日中韓大学間交流・連携推進会議」レセプションへの文部科学大臣からの招待を受け、赤坂プリンスホテルに足を運んだ。事前にどのような会議なのか調べずに参加したので、鳩山首相の登場に驚いた。 文部科学省のサイトに会議の概要が報告され…

井上ひさしさんを悼む

昼休みに私用のノートPCでニュースを見て、井上ひさしさんがなくなられたことを知った。残念だ。 私の世代にとって、彼が脚本を書いた「ひょっこりひょうたん島」は、忘れられない作品だ。やっと白黒テレビを観れるようになったころ(小学校時代)、この番組…

新学期スタート

月曜日には新4年生(卒業研究生)を迎え、新しいメンバーで研究室セミナーがスタートした。セミナー終了後は、新4年生と卒業研究のテーマについて相談。火曜日はさっそく、新4年生と伊都キャンパスに出かけ、卒業研究のフィールドの下見をした。 今日は、新…

ベルリン写真紀行

ベルリンでの生物多様性シンポのあと、ベルリン自然史博物館をたずね、Christoph Hauserさん(DIVERSITAS bioGENESISコアプロジェクト科学委員)と、bioGENESIS国際プロジェクトオフィスに関する打ち合わせをしました。その訪問時に撮影した写真を以下に紹介…

ドイツと日本のつながり

ベルリンから無事帰国した。ベルリンでは、ドイツと日本のつながりの深さをいろいろな機会に感じることができた。そもそも、明治維新以後の日本の近代化の過程で、日本はドイツに大きな影響を受けている。たとえば日本の大学制度はドイツを模範にしたものだ…