五体満足・健康のありがたさ、スダジイの不思議、論文改訂

今日は私用で、太刀洗町まで出かけた。ここに出かけるたびに、五体満足で、健康でいることのありがたさを感じる。いろいろ困難があるとは言っても、意思さえ強ければ、好きなことが続けていける。ありがたいことだ。
高速道路沿いの森では、スダジイが花盛りだった。見事な一斉開花である。スダジイが花盛りになると、林冠のアルベド（反射率）が変わるので、林床環境も変わるだろう。一斉開花をこういう観点で調べる研究を誰かしてくれないものか。私自身は、生態系への影響よりも、スダジイの花の独特の香りに関心がある。花自体は、一斉開花によってあれだけ目立っているので、さらに匂いで誘引する必要はあるまい。あの強烈な匂いは、昆虫を引き付けるのではなく、昆虫を立ち去らせるために効果があるのではないだろうか。
連休は、大学院生の論文原稿改訂に時間を割いた。完成まで、あと一息だ。あと少しで投稿できる原稿が、4本。「あと少し」になってからも、詰めきるには結構なエネルギーが必要だ。ここで気を抜いてはいけない。
「さよなら。いつかわかること」の評判が良い。ひさしぶりの、ぜひ観たい映画である。残念ながら福岡での上映はまだ先。