大学院生の論文改訂作業

今日は終日、大学院生の論文改訂作業に時間を使いました。しかし、T君の論文改訂作業は、イントロだけで時間がつきました。重要な先行研究でわかっていること、わかっていないこと、課題として指摘されていることが、きちんと整理できていなかったので、論文を読み込んで整理しました。この作業がなかなかできないんですね、最初のうちは。先行研究をレビューするトレーニングを、もうすこし工夫する必要を痛感します。今日中に完成とはいかなかったけど、結果は固まっているので、あとは考察を残すのみです。
Phylogeny and biogeography of the genus Stevia (Asteraceae: Eupatorieae): An example of diversification in the Asteraceae in the new world, accepted・・論文アクセプトの連絡届きました。10年前まで精力を傾けていたステビアの仕事がようやく日の目を見ます。第一著者の副島さん、ありがとう。これで今年の論文は10報目。審査中の投稿論文が5報。私の手をはなれた投稿前原稿が3編。投稿目前で私の改訂待ちが4編。私が第一著者の原稿で、院生の論文優先のために、あと一息なのに投稿・再投稿できていないのが2編。さらに順番待ちの原稿が約10編。週に一つくらいのペースで片付けないと、次の仕事に取りかかれません。定年まであと3年なので、月ひとつのペースでは36編しか書けないんです。数だけではダメですが、書くべき成果が貯まっているので、やった仕事はきちんと世に出してから定年を迎えたいです。