ひさびさに論文執筆

休日の2日間は、国際マメ科多様性観測計画のコンセプト論文を改訂する仕事に集中した。
この論文原稿は、昨年8月に開催した国際ワークショップで草稿を提示し、9月にワークショップ参加者からのコメントを受け取ったもの。9月中に投稿したかったのだが、何しろ28人の共著者の意見を取り入れるのは、大仕事。たとえば、自分の専門に関係する内容を長々と加筆した友人のおかげで、セクションの長さや内容に大きなアンバランスが生じてしまった。3月にロンドンで本人に会ったので、「専門的すぎる部分を大幅に削る」方針を伝えて、了承をとった。
"indicators"のセクションと"data availability"のセクションを統合してはどうかというコメントを採用して、論文の後半部分の構成を大幅に改訂することにした。新しい構成の見通しがたち、あとは書きあげるだけなのだが、2日間集中したので、さすがに疲れた。考えてみれば、東京→韓国→東京と旅をして、3日間に5つの会議をこなし、福岡に戻ったのが土曜日なのだ。土曜日の午後は大学院説明会に出て、主任業務をこなした。それから「ももへの手紙」を見たあと、論文改訂作業を開始した。この2日間で完成させるつもりだったが、結果的には道半ば。冷静に判断すれば、完成にはあと数日が必要だと思う。
3日の夜にカンボジアに発つので、それまでには完成させたい。いろいろと急ぎの仕事が他にあるので、見通しは厳しいが、最善を尽くそう。
なお、大学院生の論文原稿はすべて私の手を離れた。1月以来、6編の論文を投稿・再投稿した。忙しい日程の中で自分としては最善を尽くしたつもりだが、当初の計画よりもかなり再投稿が遅れてしまった。もうしわけない。
今は心おきなく大学院生に原稿を督促できる。H君、Yさん、2本目の原稿を早く仕上げよう。その次はMさん。