日本の現実に戻って

昨日と今日で、急ぎのメールに対応したあと、18時55分の便で宮崎に飛び、延岡までたどりついた。明朝、国交省激甚災害特別指定事業が実施されている五ヶ瀬川を視察したあと、夕方には福岡に戻る。
6月までに報告書類は片付けたが、論文投稿が遅れ気味だ。大学院生やポスドク・共同研究者から6編の原稿を預かっている。一刻も早く、これらの投稿にこぎつけたい。うち2編は、なんとか今月中に投稿できるようにしよう。自分でも一編書いていて、これはなかなか楽しい。やはり、自分でとったデータは、手触りが違う。
これらを全部投稿してもなお、過去3年間のプロジェクトの重要な成果が未発表のままである。当分は、論文執筆に精を出したい。
また、自然再生ハンドブックの最後の詰めと、環境省植物目録修正版(日本産維持管植物の全種リスト)の最後の詰めという仕事が残っている。この2つを片付けないと、気持ちが晴れない。
それに加えて、日本生態学会福岡大会の準備という大仕事がある。火曜日には、会場の福岡国際会議場にもういちど出かけて、細部の相談をする。公開講演会に向けて本を作る計画も遅れ気味なので、私の原稿を早く仕上げて、他の講演者に督促できるようにしなければ。
忙しくはあるが、報告書に追われていた4-6月に比べれば健全な忙しさである。自然再生ハンドブックと環境省植物目録修正版が終わったら、もっと楽になるのだが。