科研費の年複数回申請

上記の私の記事にふれて、中澤港さんが、次のように書かれている。

一律の年度設定をやめて,必要な時に必要な規模の研究を申請できるようにして,駄目な時は練り直して再申請できるようにしたら,多めに申請はしなくても良くなるのではないでしょうか。

賛成である。学振POになったので、4月か5月の会議で、この意見を述べた。結論として、現状の学振の体制で、年2回申請を実施することは困難である。しかし、科研費の年複数回申請実現は、日本の科学技術を発展させるうえで、もっとも有効な施策のひとつだと思う。あきらめずに、できることから実現していきたい。明日の学振POの会議でも、議論するタイミングがあれば、もういちど問題提起してみたい。