もし自分のクローンがいたら?

明日(今日)は、セミナーで論文を紹介する当番である。学生にいつも苦言を呈している立場の私が手を抜くわけにはいかないので、この時間(1:00amすぎ)まで準備をした。
あれこれとやるべき仕事があり、自分のクローンがいたらどんなに楽だろうと思った。大学生くらいのクローンが3人くらいいれば、いろいろな仕事をたのめて、便利だろう、などと考えた。何しろ、相手は自分だ。気兼ねなく、用事を頼めるはずである。
そんな夢を学生に話したところ、私のクローンだと、肝心なときにオフィスにいないのではないかという辛らつなコメントがかえってきた。
確かに、私がクローンなら、ボスが忙しいそうなときは、フィールドに逃亡するかもしれない。
私:クローン1号はどこだ?
学生:いま、屋久島です。
私:クローン2号は?
学生:いま、メキシコです。
私:クローン3号は?
学生:行方不明です。
そんな光景が脳裏をかすめてしまい、笑ってしまった。
さぁ、帰ろう。