女性研究者支援モデルプラン

もうひとつ、朗報がある。科学技術振興調整費の新プログラムの2番目は、「大学や公的研究機関を対象として女性研究者が研究と出産・育児を両立するための支援を行なう仕組みを構築するモデルとなるすぐれた取組を支援する」というもの。
やはり、各大学からの提案にもとづいて審査をし、選ばれた機関にだけ助成をする。良い提案を競わせることで、優れたモデルを生み出す効果が期待できる。これは、競争原理の適切な使い方だと思う。
次のステップでは、優れたモデルが全大学に普及していくプロセスを促進する必要があるが、このプロセスはかなり自律的に進むかもしれない。