ひさびさに休養、はじめての脳検査

二晩続けて、耳鳴りならぬ「頭鳴り」に悩まされた。耳ではなく頭の中でキーンという音がするのを、「頭鳴り」というそうだ。この状態が一晩続くと、寝不足と頭痛で昼間も集中力が持たない。そのため、金曜日は珍しく早退した。めまいや難聴の症状はないので単なる過労だとは思ったが、念のため、今日は病院に行き、MRI・MRA検査を受けた。結果はシロ。医師から何の異常もないきれいな画像だと褒められた。「過労ですから、二〜三日ゆっくり休んでください」との診断。
午後は天神に出て、メガネを変えることにした。前回変えてから、すでに3年が経ち、レンズがベストの状態ではなくなっているようだ。このため、以前よりも眼が疲れやすい。検査の結果、遠視・乱視がやはり少し進行していた。
夕方自宅に戻り、休養。ようやく頭痛がおさまり、ブログを書く気分になれた。
お盆明けからスケジュールに切れ目がなく、まったく休んでいない。23日の休日に、休養の必要性を感じたが、24日までに提出しなければならない書類を片付けるために働いた。これらの締め切りを片付け、24日の午前中に進級ガイダンス(部門長業務)を終えたら、どっと疲れが出た。3時すぎまで急ぎの仕事に対応したが、集中力が5時まで持たず、早退した。
MRI・MRA検査は、以前から一度受けてみようと考えていた。高血圧体質なので、脳の血管の状態を確認しておきたかったのだ。コレステロール値は正常だし、血圧も投薬により安定している。とはいえ、タイトなスケジュールをこなしているので、自己管理を怠るべきではない。今回は、MRI・MRA検査のタイミングだと判断した。幸い、当日の予約がとれて、12時半ころに検査室に入った。
MRA(Magnetic Resonance Angiography磁気共鳴血管画像)とは、MRI(magnetic resonance imaging磁気共鳴画像法)を利用して「撮影」した血管の画像である。「撮影」といってもコンピュータ上で再構成した3D画像であり、ディスプレイ上でくるくると回して見ることができる。細い血管までかなりよく見える。私の脳のMRAには、医者が褒めるように、コブも梗塞もなく、安心できる状態だった。通常のMRI断層画像にも異常はなかった。
というわけで、とくに心配な状態ではないが、二晩も「頭鳴り」が続く状態で休養しないわけにはいかない。私の返事をお待ちのみなさん、しばらく休養させてください。