生命之樹シンポジウム初日

シンポジウムの初日終了。
今朝から、インターネットに接続中の処理時間が長い。九大のサーバーにはしばしばアクセスできないし、はてなダイアリーのページもしばしば見れない。
たぶん、アンテナの受信状態のせいだろう。ネットを使う客が増えたことも、少しは影響しているかもしれない。
昨日は、北京植物園の裏山に登った。ナツメZizyphus、ハマゴウの仲間Vitex、ヒバの近縁属Platycladusなどが優先する、松林だった。イタヤカエデとクヌギが稀に見られた。非常に乾いた林である。もしかすると、蛇紋岩地域かもしれない。
コウヤボウキに近縁な低木(茎はコウヤボウキよりはるかに木質化している)が林床に群生していた。また、Pyrusの野生種が多いことが印象的だった。
写真をアップロードしたいところだが、昨日来のネット環境だと、画像は使わないほうが良さそうだ。
今日は、ラフレシアの研究をしているハーバードのCharles Davisと仲良くなった。持参したラフレシアのTシャツを、酔った勢いで、気前よくプレゼントしてしまった。How much do you pay? と持ちかけたのだが、そこは日本の酔っ払いである。You should develop ESTs of Rafflesia flowers, と言っただけで、気前よくプレゼントしてしまった。
懇親会では、Wiensと隣の席。彼のメインのフィールドは、メキシコのゲレロ州とのこと。メキシコのローカルな話題で、しばらく時間をすごした。ツチガエルの性決定システムにも興味を持ってくれた(カエルを研究していて、この現象に興味を持たないほうがおかしい)。
「乾杯」を繰り返したので、はっきり言って、酔っ払いである。明日はシンポジウムでの講演をつとめなければならない。そろそろ寝て、明日にそなえよう。