GCOE特任スタッフ不採用通知・集中豪雨
名古屋以後、あわただしい日々が続いている。記録を書きとめておこう。
名古屋から戻った23日には、GCOE特任スタッフ応募者に対して、不採用通知を送った。名古屋滞在中に6名の審査員と連絡をとり、採用者を決めた。残念ながら不採用になった方々に、できるだけ早く結果を知らせようと、終電までメールを書いた。審査にあたっては、提出を求めた3種類の書類(業績リスト、研究のビジョンと本拠点形成への提案、英語力・論文執筆能力に関する指導教員などの推薦書または自薦書)にもとづき、研究業績、構想力、論文作成指導力について5段階での評価を依頼し、また5年後までに次のポストにつける可能性をとくに考慮した5段階での総合評価を依頼した。また、「もっとこうすれば良くなるという点をあげてください」と注記して、コメントを求めた。これらの結果を私が総合的に判断して、採用者を決めた。総合的に判断とは言っても、審査員のうち少なくとも一人が総合評価で5点をつけた4名の中から、特任助教採用者3名を選んだ。
不採用者には、審査結果を次の応募への参考にしてほしいと考え、文書コメントなどを知らせるメールを書いた。何人もの応募者から、好意的な返事をいただいた。
24日は佐賀市にヒシモドキの調査に出かける予定だったが、雨が降っていたことに加え、さすがに疲れを感じたので、調査を延期した。夕方、ひさしぶりに実家の両親に会うことにして、大学を車で出た。その時点で、高速の入り口付近は「川」と化していた。何とか高速に乗ることができ、前原までたどりついた。前原の出口で高速を降りたあと、実家に向かう途中で、道路のアスファルトが陥没していた。道路の下を直角に横切る水路が、アスファルトを洗掘した結果である。徐行していたので陥没に気付き、対抗車線に迂回して事なきを得た。しかし、その後この陥没に車がつっこみ、事故が起きた。