ユビキタスジェノタイピングキックオフミーティング・その後上海へ

25日には、絶滅危惧植物の全個体をマイクロサテイライトでジェノタイピングするというプロジェクト(代表者は京大の井鷺さん)のキックオフミーティングに出席した。
とある絶滅危惧種の全個体をジェノタイピングしてから、種子の遺伝子型を調べたところ、未発見の個体がどこかにまだあることがわかったという話など、大変興味深く伺った。盗掘の抑止力としても期待される技術である。
当研究室のYさんが研究しているジンリョウユリもプロジェクトの研究対象に選ばれ、Yさんがジンリョウユリの現状について話をした。全個体をジェノタイピングするには、格好の材料かと思う。
その後中国に飛んで、いま上海にいる。昨日は、工学研究院の島谷教授、同済大学の李教授らと、太湖のプロジェクトの打ち合わせをした。その報告はまたいずれ。これからフィールドの視察に出かける。