レブンアツモリソウがとりもつ屋久島関係者との縁

ところで、今回の研究推進評価会議に出席されていた林野庁研究・保全課のK課長補佐は、屋久島で猟銃の誤射によって林野庁職員が命を落とすという痛ましい事故があった当時、屋久島森林管理署長をされていたそうだ。貴重な話を伺う機会を得て、屋久島との関わりの点でも有意義な札幌行だった。考えてみれば、礼文島屋久島は、国有林が大きな面積をしめる島であり、しかも絶滅危惧植物が多い島なのである。今まで、両島の共通点を意識したことはなかったが、意外なところで2つの島がつながった。