北京到着

yahara2007-06-02

無事、北京に着いた。
第一印象。白い。メキシコシティは汚染された黄色い空気に包まれているが、ここ北京は、白い粉塵に包まれている。オリンピックにむけて、あちこちで工事をしていることも影響しているのかもしれない。
北京植物園内にある、臥仏山荘という☆☆☆のホテルに泊まっている。
臥仏寺という寺院がすぐそばにある。ホテルは寺院にあわせて平屋で作られており、外装も寺院の一角という雰囲気を感じさせる。なかなか優雅なたたずまいである。
臥仏寺のそばを小さな沢が流れており、沢沿いに遊歩道が作られている。早速、「水源頭」まで歩いてみた。残念ながら花は非常に少なく、イワヤクシソウが咲いているのが目にとまっただけ。しかし、樹木は興味深いものが多い。属はほとんどわかるが、種は日本とはかなり違っている。
「水源頭」の近くで、アカソを発見して、感激した。いつまでたっても、好きな植物は、やっぱり好きだ。定年までには、もういちど研究してみたい。
「水源頭」からさらに先に小道が続いていた。明日はこの小道をたどってみよう。
明日夕方からのシンポジウムは、この臥仏山荘で開催されるようだ。ホテルの正面玄関に、「熱烈歓迎”生命之樹国際学術研討会”代表」という横断幕が掲げられていた(写真)。そういえば、事前の連絡に、Sleeping Buddha Temple Hotelと書いてあったが、この英名から「臥仏山荘」という名称は連想できなかった。
「臥仏山荘」のウェブサイトの画像も、なかなか優雅で、ホテルの雰囲気を伝えている。