プロテアの花

yahara2007-03-30

DIVERSITASの科学委員会は、昨日で終了。今日から2日間は、Science-Policy Dialog on Biodiversityという会議。南アフリカ政府のNational Research Foundationや、Ministry of Water Affairs and Forestの要人を招待して、生物多様性研究がいかに大事か、今後の研究をどのように進めれば良いかを議論する「重要な」会議である。
シンポジウム形式で講演が聞けるので、昨日までのビジネス・ミーティングよりは面白い。しかし、会場(Kirstenbosch植物園)の外は、テーブル・マウンテンの裾野で、自然植生がテーブルマウンテンに向かって続いている。講演よりも、野外のほうが面白いに決まっている。休憩時間には外に出て、植物を見て歩いている。
3日目ともなると、建物の周囲の植物はひととおり見てしまい、次第に外出距離が遠くなっている。今日は会議が5時すぎに終わり、バスが来る6時まで1時間近くあったので、テーブルマウンテンにむかって防火帯を登った。防火帯の先から小道がテーブルマウンテンに向かって続いているのを見つけた。少なくとも、岩壁直下までは行けそうである。
フィンボスを代表する植物のひとつであるプロテアは、3種が開花している。
写真の植物は、Protea repens、だと思う。
Protea Atlas Projectのウェブサイトで、写真を見て同定した。