私は剛力彩芽のファンではありませんが、ももクロには最近注目してます

昨日は東大で「自然共生社会を拓くプロジェクトデザイン:文理協働による統域科学のキックオフ」という公開シンポジウムを開きました。96名入りの会場に100名以上の参加者がありました。講演も討論も充実した、とても有意義なシンポジウムでした。その懇親会で、参加者から、「矢原先生は剛力彩芽のファンですか?」と尋ねられました。
http://d.hatena.ne.jp/yahara/20130115
を読んでそう思われたようですが、私は橋本愛のほうが役者が上と書いたつもりでした。剛力彩芽がとくに嫌いというわけではありませんが、とくに好きというほどではありません。
懇親会では何人もの方に名刺をいただきましたが、ここでも「ブログをいつも読んでます」とおっしゃってくださる方があり、久しぶりに書いています。忙しい様子を書いても楽しくないので、気楽な話を書きます。
上京中(たしか3月31日)に、ホテルにもどってテレビをつけたら、ももクロのクリスマス(ももクリ)ライブをNHKが放送していたので、つい見てしまいました。元気ですねぇ。この元気さは、良いと思います。
ももクロに関しては、紅白に出場して話題になるまでは、名前を知っていた程度。著名生態学者のAさんが、「黄色のしおりんが良い」と言ったのを聞いて、「黄色のしおりんって誰?」と思って調べたことがありますが、まあ、その程度でした。紅白のステージは娘と見ましたが、二人して、う〜んいまいち、という評価でした。
その後、科研費の研究会で、「もののふ」さんに出会い、身近にそういう熱烈ファンがいるのだと認識を新たにしました。
その後、カンボジアの標本同定作業チームで息抜きに使う「こみにゅけーしょんつーる」と称する、標本写真に貼りこむ画像(種名がばっちりわかったときに使う「これだ!」とか、同定ミスが発覚したときに使う「うそぴょ〜ん」などの文字入りが入ったイラストや写真)を探しているときに、「これだ!」にぴったり使える画像を見つけました。また、「もうダメ」っていう感じの変顔写真を見つけました。


この変顔写真を貼り付けた2枚の標本は、クスノキ属の別種だと思うのですが、色が黒くなるかどうかという点をのぞけばそっくりです。この例のように、クスノキ属の種はみんな良く似ていて、同定作業をしていると、この変顔写真のような気分になります。
このふたつの写真、実は同一人物で、ももクロの紫、れにちゃんでした。そういう経緯で、ももクロに少し親近感を持ったので、つい、ももクリライブを見てしまいました。
「いつも全力投球」がももクロのセールスポイントのひとつと聞いていましたが、確かにそうですね。これだけ一生懸命のステージをいくつもこなしていれば、必ず報われるでしょう。私も「いつも全力投球」的な生き方をしているので、その点で共感できます。
なんてことを書いている暇はまったくないのですが、忙しくてもこの程度の余裕は失わないようにしたいと思います。
明日からインドネシア。その前にあれとあれとあれを片付けて・・・と思っているうちに、はや10時半。体調を崩さないためには、もうすこしいろいろな方にお待ちいただくしかなさそうです。