「仕事納め」

一昨日は、実験のために農業環境研究所に滞在していたMさんが福岡に戻ったので、ちゃんこ鍋を囲んでご苦労さん会をした。
昨日は、Nさんが論文を投稿したので、もつ鍋を囲んでご苦労さん会をした。これにて、今年の「仕事納め」。
今日は、愛猫をつれて、実家に戻った。実家につくとすぐにノートパソコンを開き、とある申請書の執筆作業にいそしんだ。どこが「仕事納め」やねん。
年をとると時間がすぎるのを早く感じるという。確かにそういう気もするが、一方で、この一年は長かったとも思う。日本生態学会福岡大会という2000人規模の大会を開いたのが今年の3月。もう何年も前のことのようだ。大会直後に京大のシンポジウムで講演をして、それから奄美に飛んで、それからパリに飛んで、いちど日本に戻って、それからポツダムに飛んだ。飛んだ一年だった。
おかげで、11月にはJALからダイヤモンドカードが送られてきた。これまでのサファイアカードとは格が違う。何しろ、ダイヤモンド会員専用の手荷物チェックゲートを通って、ダイヤモンド会員専用のラウンジに入ることができる。ラウンジを出れば、搭乗スペース。ぎりぎりの駆け込みでも、楽に搭乗できる。
来年は、2月にはワシントンDCに飛んでDIVERSITASの科学委員会に出る。3月にはコペンハーゲンに飛んで、気候変動の会議に出る。
その前に、講義の試験と採点、卒論と修論の指導、学位審査という重要日程が控えている。
4月以後は、日本学術振興会POを退任する。国際会議の予定も当分はない。週末はフィールドに出て、調査をするつもりである。
・・・などと来年度のことを考えるのはまだ早い。今年がまだ2日残っている。時は金なり。有意義に過ごそう。