書評

待望のスゲ図鑑出版!

昨夜は、西新橋の環境情報普及センターで、生物多様性普及のために環境省が出す冊子について最後のコメントをしたあと、文一総合出版の地下室(通称「座敷牢」)で、『世界遺産をシカが食う』の再校正をチェック。この作業は拷問だった。というのは、校正刷…

環境政策論

ゴーシ舎長の昨日のコメントで、岡敏弘さんに『環境政策論』(1998:岩波書店)を献本していただきながら、書評も書かずに年月を重ねてしまった心の重荷が、さらに重くなった。そこで今日は、この本の紹介を書こう。 岡さんとは、福井県中池見湿地が縁で知り…

品川で購入した本

今日は、日本遺伝学会評議員会出席のため、東京へ日帰り出張。行きに、JR品川駅のBook Gardenで、購入した本をメモしておく。 リービ英雄 『英語で読む万葉集』 岩波新書 ISBN4-00-430920-4 知る人ぞ知る、万葉集名訳者による、英訳万葉集に関するエッセイ。…

98%チンパンジー

毎日新聞朝刊から書評欄のページだけ破いて、カバンにつめて出勤。いま地下鉄駅構内で、電車待ち中である。海部宣男さんによる『98%チンパンジー』(ジョナサン・マークス著 青土社)の書評を読んで、早速注文することにした。ヒトゲノム配列決定後の、ア…

『ゲノム敗北』

羽田空港の書店で次の本を買った。岸宣仁『ゲノム敗北 知財立国日本が危ない!』ダイヤモンド社 「1:異能・和田昭允の孤独な闘い」に始まり「5:ヒトゲノム解読貢献度6%の悔恨」「11:起死回生の国家プロジェクト」などを経て、「15:ゲノム敗北の…