自然再生事業指針案

 ・・を日本生態学会が作成したことが、今日の毎日新聞朝刊の2面で報道されている。実は、「案」ではなく、最終文書の原稿が、生態学会第2和文誌「保全生態学研究」にすでに入稿されている。この最終文書では、大阪大会のフォーラムで出された意見や、フォーラム後に私あてに届けられた意見(自然再生事業指針案のページに掲載されている)も検討して、可能な限りの修正を加えた。
 一刻も早く、自然再生事業指針案のページをアップデートすべきなのだが、最後に編集者による「日本語」のチェックを受けたところ、いろいろと不備が見つかった。これらについては、「保全生態学研究」の校正刷りで修正を加えることになる。「日本語」チェック済みの、最終文書のファイルがまだ完成していないので、出張前にアップロードできなかった。
 これから鹿児島に飛び、10時半には屋久島の地を踏む。5月8日まで、ヤクシカの摂食によって減少を続けている希少植物の分布調査を行う(cf:これまでの調査結果)。
 首が伸びきっている方もいらっしゃることと思うが、いましばらくのご猶予をお願いした。屋久島から福岡に戻ったら、できるだけ早くアップロードしたい。