健康的な野外実習、キリシマシャクジョウに再会


今日は、マルハナアバチ班の指導の担当をKさんに交代してもらい、アリ班を引率して、「白鳥の森」の原生林に出かけた。不動池(約1250m)から白鳥神社(約700m)までの北向き斜面には、かなり良好は原生林が残っている。標高の高いところではモミ・ツガの巨木が、低いところではウラジロガシ・アカガシ・イスノキなどの巨木が見られる。1200mから600mまで、100mおきにアリをサンプリングした。植物ならその場で種の同定ができるので、データがとりやすいのだが、残念ながら今年は植生班の希望者がいなかった。
ひさしぶりに、キリシマシャクジョウを見ることができた(写真)。
白鳥神社からは車道を歩いて、えびの高原まで戻った。600mの標高差を下って、登ったことになる。健康的な一日だった。