グローバルCOE学内会議、のち、どなん

今日は、午前中にグローバルCOE次期申請予定者を集めた学内会議があり、午後は関係者の調整に時間をとられた。私は雪辱を期す敗軍の将という役回りで、なかなかにつらい立場である。
学際・複合・新領域では、友人が準備にあたった北大・東大の申請が九大と同様に落選し、横浜国大・愛媛大・鳥取大の申請が採択された。横浜国大・愛媛大・鳥取大にとっては大きな結果であり、これはこれで、ひとつの見識かもしれないと、他人事なら、冷静に対応していられるのだが・・・。
学際・複合・新領域で採択された課題、採択されなかった課題のリストを眺めていると、評価部会の「価値観」というものが、ある程度判断できる。その「価値観」と、自分の「価値観」とのずれというものがあり、これをどう調整するかが難しい課題である。
自分の信念を曲げず、しかし、一方で多様な分野の評価委員を納得させる提案をどう作るか。しばらく考えて、一応の答えを出して、関係者にメールを送った。
「サロン」と通称されている、教授室のとなりの部屋にお茶を飲みに行くと、なんと「どなん」の瓶があるではないか。私用で沖縄に出かけたU君がおみやげに持ち帰ったそうだ。U君にお願いして、少し分けてもらった。度数は高いが、独特のコクがあり、うまい。U君と飲んでいるうちに、次第に「客」が増え、夜会風になった。
いつもなら、学生が談笑する声を聞きながら、教授室で書類を書いているのだが、今日は久々に学生と飲んだ。たまにはこれも良いだろう。