総説原稿執筆完了

「花香と花色−キスゲとハマカンゾウの種差の遺伝的背景を探る」と題する総説原稿をやっと書き上げた。日本植物分類学会賞受賞講演で話した内容のうち、キスゲプロジェクトに関連する部分にしぼり、最新のアイデアを書き込んで仕上げた。
今朝、最後の仕上げにとりかあった時点では、半日で終わらせて、午後からP&P報告書にとりかかる予定だった。
しかし、最後の「わかりやすくする」作業にとりかかってみると、構成を少し変えたくなった。構成を変えると、また少し、加筆したくなった。そうやって磨きをかけているうちに、今日も終電の時間が近づいてきた。
何事も、細部まで作りこむ作業には、時間がかかるものだ。ひとまず、満足のいく水準に達した。まだ改善の余地はあると思うが、もうこれ以上、編集委員に待っていただくわけにはいかない。
明日は、午前中は六本松、午後は研究室セミナー、そのあと来客と相談、夜も用事がある。P&P報告書の最後の仕上げは、火曜日にずれ込むなぁ。それ以外にも締め切りが目白押し・・・。