実習から戻り一夜明けて

昨日は、朝5時半すぎに起きて、温泉で一風呂あびてから、元気系の学生と韓国岳登山。6時05分に登山口を歩き始め、登頂したのは7時04分。目標とした1時間を若干下回った。
西斜面は晴れ渡り、東斜面には雲がひろがっているという絶妙な状況だった。火口内は、霧のむこうに火口底が見え隠れし、切り立った火口の崖には、朝日が指して、ヤシャブシなどの低木の緑がまぶしかった。
昨年・一昨年と、台風に襲撃されて、韓国岳登山ができなかった。シカの摂食による林床植生の後退がどの程度進んでいるかを見たかったので、早朝登山を企てた次第。登山口から4合目までの登山路沿いでは、スズタケは消失し、ヤマイヌワラビやヘビノネゴザなどのシダ植物もほぼ消失し、シカの不嗜好植物であるツクシカニコウモリだけが、パッチ状に群生をしていた。林床植生の消失は、確実に進んでいる。
下りは、予定通り、ほぼ30分。
しかし、自宅に帰り着くころには、どっと疲れが出た。汗を流したあと、9時前には寝てしまった。