綱渡りと癒しネコ

yahara2006-01-17

私は高いところが嫌いなので、綱渡りなど、考えるだけでぞっとする。しかし、日常生活はといえば、「綱渡り」の連続だ。心臓に悪い。
先週、13日の金曜日に、断れない仕事が突然やってきた。締め切りは17日。つまり明日だ。もうすぐその明日がやってくる。現状は、日暮れてなお道遠し、というありさま。
預かっている修士論文の原稿のチェックも、まだ終わっていないのに。
明日の1時限目は授業なので、締め切り仕事を中断して、英語の教科書をかかえて研究室を出た。いま、地下鉄の車中である。明日出勤する車中で、講義をする部分に目を通す予定。
こういう精神状態のとき、癒されるのはネコだ。我が家でいま飼っているネコは「よもぎ」君である。やんちゃなオスネコだが、寝顔は写真のように優しい。この顔を見ると、力が抜ける。
世の中には、ネコ好きとイヌ好きがいる。私はネコ好きだ。イヌはいつもかまってあげなければ可愛そうだが、私の性格ではかまいきれない。その点、ネコは気楽だ。飼い主と適当な距離を置きながら、自分のペースで生きている。それでいて、癒やしてくれるのだから、ありがたい。
しかし、最近、よもぎ君に嫌われている。私は、「遊んでくれる人」のはずだが、最近は、帰宅するとすぐに寝てしまう。抱き上げると、「遊んでもくれずに抱くのか」と嫌そうな顔をする。遊んであげたいのだが、このところちょっと余裕がない。
今夜は少しだけ遊んでから寝ることにするか。