「蔵人」と「龍」

大阪大学集中講義を無事終えて自宅に戻り、風呂をあびたところ。
出張中に、ひさしぶりにビッグコミックオリジナルを手にとってみると、巻頭には、尾瀬あきらの新連載が掲載されていた。タイトルは「蔵人」。「夏子の酒」に続く、酒づくりをテーマにした漫画だ。「夏子の酒」では、女性を主人公にして酒づくりを描いた。今回の主人公は、アメリカから「蔵」を夢見て出雲にやってきたクロード・バターカップ。失われた蔵を外国人が再建していくというストーリーのようだ。この先の展開が楽しみである。
「龍(ロン)」は、佳境に入ったようだ。もうすぐ満州国が滅ぶ。戦争の終結とともに、物語も終わるのだと思うが、村上もとかは龍にどんな結末を用意しているのだろう。予想がつかない。