屋久島まるごと保全協会発足

今夜は、「プロジェクトY現地世話人会」の方々と、これからの取り組み方についての打ち合わせ会を持った。「現地世話人会」はもはや、プロジェクトの世話人会から、ヤクシカ屋久島の森・人間の関係を考え、対策についての合意形成を進め、行政に提言を行う役割をになう会へと発展しつつある。そこで、新たな会の名称を作り、きちんとした組織を立ち上げようということになった。
名称について、「屋久島生態系の将来を考える会」「屋久島生態系協会」「ヤクシカ協会」「屋久島いきもの協会」などなど、さまざまな案が出たが、なかなかしっくりこない。
しかし、みんなで知恵をしぼっているうちに、「屋久島まるごと保全協会」という妙案が出た。「生態系」では、言葉が硬いし、人間を含まない自然の生態系をイメージする人が多いだろうという意見があった。その点、「まるごと」は、やわらかい言葉だし、人間も自然も含むのだという意味がこめられている。
英語の名称は、Yakushima Overall Conservating Association、略して、YOCAにしようということになった。通称、ヨカ。
この名称が決まってから、ヨカ、ヨカという歓声がとびかった。
会長に決まったAさんから、外部評価が必要だという意見が出て、一同なっとく。
これからのYOCAの発展に期待しよう。