遺伝子組換えシンポ
第1回理事会で、私が遺伝子組換え問題について意見を述べたために、植物学会大会において、関連する企画を準備することになった。具体的には、9月21日に、以下のシンポジウムを開催する。植物学会として、「合意形成」という社会的な問題をとりあげるのは、初めての試みである。一般の大会発表(6会場)や他の2つのシンポジウムと同じ時間帯に開催されるので、参加者は、さほど多くないだろう。しかし、植物学会大会で下記のテーマについて議論を開始することは、大きな意義があると思う。次につながる建設的な議論をしたいと思う。
遺伝子組み換え植物の開放系研究と開放系利用:科学者は合意形成に向けてどう対処すべきか?
オーガナイザー 矢原徹一(九州大院・理)・芝池博幸(農業環境技術研)
9:30 1aSE1 遺伝子組み換え植物の生態的リスク評価と合意形成
矢原徹一(九州大院・理)・芝池博幸(農業環境技術研)10:05 1aSE2 近縁野生植物への遺伝子浸透とGM植物の許認可
嶋田正和(東京大院・総合文化)10:40 1aSE3 遺伝子組換え植物に関する取り扱いルール及び社会受容
田部井 豊(農業生物資源研)11:15 総合討論
コメンテイター 福田裕穂(東京大院・理)・大森正之(埼玉大・理)