道央道は外来種天国

空港連絡バスで、森林総合研究所に向かう途中である。レブンアツモリソウ検討会参加のために、4月上旬にこのバスに乗ったときには、まだ雪が残っていた。今はもう、すっかり若葉が茂り、フキも大きな葉を広げている。一見すると心地よい光景だが、よく見ると、道路沿いは外来種天国だ。ヘラオオバコ・ブタナ・セイタカアワダチソウ(もしかするとオオアワダチソウかもしれない)などなど。イネ科植物もほとんど外来種のようだが、さすがに車窓からは同定がむつかしい。オニウシノケグサらしきものが目立つ。こんなところでも、牧草の吹きつけをしたようだ。そのため、植生の回復が遅れている。最初から、フキやヨモギ類、あるいはササ類による植生に誘導すれば、もっと早く植生が回復し、斜面も安定するはずだ。