学会全国委員会の構成

生態学会常任委員会に出席中。全国委員の定員を増やし、若手や女性の全国委員を増やしてはどうかという提案について議論している。以前は、学会大会時に委員が集まって、限られた時間でさまざまな問題を審議し、決定していた。迅速な審議・意思決定のためには、全国委員の人数をある程度しぼりこむ必要があった。しかし、今や、メールによる審議が日常化している。この現状では、全国委員の定員を増やすほうが、多様な意見が集約できてよいのではないか、という提案である。
この提案に対して、委員を増やしても、意見を言う人は必ずしも増えない、という反論が出た。委員の人数が増えると、一人一人の責任感が希薄になり、かえって無責任になるのではないか、という意見である。
この問題について、女性や若手の会員は、どう考えられるだろうか。私としては、女性や若手の会員の意見を聞いてみたい。