蔵出し

<以下は、浜地酒造で夕方5時ころに書いたもの。モバイルカード(PHS)でもケータイ(AU)でも、うまくハテナにログインできなかったので、アップロードが夜になった。>
新キャンパスのそばの浜地酒造の店(杉能舎)に来ている。今日は「市民の手による生物調査」チームによる調査の日である。私は午前中、別の用事があり、3時ころにかけつけた。調査は終わったあとだったが、カスミサンショウウオやイシガメに久しぶりにお目にかかった。
計測後のイシガメ3個体を越冬地の小川に戻しにいくときに、私もついていった。小川に入ってすぐに、調査チーム未確認のイシガメを3個体続けて発見。「市民の手による生物調査」隊長のKさんに、「カメ眼ができている」とお褒めの言葉をいただいた。「カメ眼」ってなんやねん。
そして、調査終了後に、浜地酒造に来たというわけである。いま、ちょうど、蔵出しのサービス中で、新酒がただで飲める。利酒師の友人、ソエさんを、蔵出し中に呼ぶ約束をしていたのを思い出した。ソエさん、来週末に来ませんか?
酒が入って気持ちがおおらかになった環境創造舎のゴーシ舎長が、昨夜2時間かかって作ったという紙芝居「元岡里山物語」を実演してくれた。登場人物は、浜ちん、ばんboo、どんぐりん。ちなみに、浜ちんのキャラクターのモデルは、浜地酒造の若社長に違いない。里山で仲良く暮らしていた3「人」だったが、浜ちんが家を新築し、竹も薪も炭も使わなくなってから、ばんbooやどんぐりんとの交友が途絶えてしまった。怒ったばんbooは、モウソウチクデビルに変身し、どんぐりんの森を枯らしていく。絶対絶命のどんぐりん。そこに、東の空(箱崎方面)から光が・・・。おいおい、自分だけ正義の味方かよぉ、・・・と思いきや、登場したのは、舎長ではなく、「酒蔵戦隊ノメルンジャー」。ナンジャーこりゃ。出方カッター・堆肥ヤード・植生モニタリングなどという凄みに欠ける必殺技で、モウソウチクデビルを次々に倒していく。でも、3年かかる(3年で済めば、良いよね)。そして最後の1本になったとき、意外な展開が・・・ここから先は、お楽しみに。環境創造舎のイベントに参加すれば、見れるかもしれません。今年の「どんぐりひろい」では、私の「どんぐりころころ」のかわりに、舎長の紙芝居だな。決まり!
これから、浜地酒造の社長・環境創造舎の舎長と、「九州大吟醸」プロジェクトの打ち合わせである。単に酒飲みに来ているわけではないのですよ。ちなみに、わたしは、お屠蘇程度しか、飲んでいません。
追記:念のため、Googleで「カメ眼」を検索してみたところ、「世界で1個を手作りしよう」というサイトがヒットした。孟宗竹で作ったカメさんがネット販売されていた。