順応管理と社会学習に関する文献
”Decision Science for Future Earth"という英文総説(コンセプト論文)を急いで仕上げる必要があり、かなり頑張っています。引用する必要があって海外発注していた以下の本が届きました。
Gunderson et al. (1995) Barriers and Bridges to the Renewal of Ecosystems and Institutions
https://www.amazon.com/Barriers-Bridges-Renewal-Ecosystems-Institutions/dp/0231101023
これ、かなりの良書ですね。生態系管理に携わる人は、目を通しておいたほうが良いです。(しかし587ページもあるよ、とほほ)
ざっとページをめくり、「これだ! ついに探し当てた」と思った章をググったら、なんとウェブ上にPDFがありました。が~ん。
http://parson.law.ucla.edu/pdf/parson-social-learning-theory-barriers-bridges.pdf
この文献を引用している論文をたどって、いくつかの必読文献をさらにゲット。たとえば
Biggs et al. 2012 Towards principles for enhancing the resilience of ecosystem services. Ann. Rev. Env. Resources 37: 421-448.
順応的な共同管理の原則を7つに整理。このテーマについては、すでに書いてしまったのですが、この総説を引用しないわけにはいかないので、ちゃんと読まなきゃ。原稿も改訂します。
Scienceに2017年に掲載された、これ。http://hpkx.cnjournals.com/uploadfile/news_images/hpkx/2017-09-30/Collaborative%20environment%20governance.pdf
も必読。沿岸域管理やMPAについても検討の対象にされています。
私の作業メモリー、パンク寸前です。時間も足りない。