理学研究院長選挙に無事落選

今日は、理学研究院長を選ぶ大事な教授会だった。非のうちどころがない運営をされている荒殿現研究院長が再選された。荒殿先生は学位授与式で、「君たちの学位論文はすばらしい。自信をもってください」という挨拶をされたそうだ。ある学位取得者から、大変感銘を受けたという感想を聞いた。時として、上から目線で、まだまだ努力が足りないからこれからもがんばるようにというような話をされる方がいらっしゃるが、教育者としてはいささか視点がずれているのではないかと思う。
ちなみに、私は教育者としての心得はあるつもりだが、しばしば自分の関心事に熱中して、他のことを後回しにしてしまう悪癖がある。3人の研究院長候補のひとりに加えていただき大変光栄であったが、この私の性格は、管理職には向かない。無事落選して、ほっとしている。
カンボジアから帰国後、いろいろな仕事に急いで対応しなければならないのだが、諸事情あってこの一週間は不本意な成績に終わった(関係者のみなさん、ごめんなさい)。週末に遅れを挽回したい。ただし、明日は京都出張。