人間ドック一泊コース

今日は、年に一度の人間ドック。内視鏡検査を受けたが、幸い今年も、胃も腸も無傷だった。ありがたいことだ。毎日腹筋・ストレッチを続けているおかげで、体脂肪率も去年より下がった。
15年くらい前は、内視鏡検査は拷問に近かった。しかし最近では、眠っているうちに終わる。数年前までは、麻酔がさめると、ファイバーを通したあとの痛みを多少感じたが、今はそれもない。ファイバーが細くなったのだろう。何しろ今のファイバースコープは、鼻から入れられる細さである。胃の検査だけなら、鼻からの内視鏡検査のほうがつらくないようだ。しかし、私は腸の内視鏡検査も受けるので、のどから入れてもらっている。薬(たぶん筋弛緩剤)を静脈注射されて、眠っているうちに、検査が終わる。目覚めるときの快感は、すばらしい。人間ドックではこの快感が楽しみである。日ごろから締め切りと戦う、気合の入った(ストレスのたまる)生活をしているので、薬で緊張が緩み、ぐっすり眠ると、とても気持ちが良いのだ。目覚めた時点でもまだ薬の効果が残っているので、あれこれの締め切りを思い出したりはしない。日常の朝の目覚めでは、こうはいかない。ということは、毎朝の目覚めでも締め切りを思い出したりはしないように気分転換術を極めれば、もっと快適な生活が送れるのだろう。
気分転換術、快眠術をもっと工夫することをこれからの一年の課題にしよう。