春の足音

ここ数日、寒さが緩み、ストーブをつけずに過ごしている。関東の雪も、ほとんど解けたことだろう。
昨日は、ひさしぶりに新キャンパスに出かけた。ニホンアカガエルの産卵が始まっており、カスミサンショウウオも2頭みかけた。うち1頭は、おなかの大きなメスだった。ニホンイシガメは、越冬地の穴でじっとしていた。集団越冬地のある小川に、今年はまったく水がない。雨が少なかったせいだと思うが、やや心配である。
2月12日には、日本学術振興会の新企画「ひらめき☆ときめきサイエンス」を担当し、新キャンパスで中学生・高校生に生き物の面白さを教える。日程が迫ってきたので、下見に出かけた。およその段取りは頭の中にある。これから細部をよく考えて、中学生・高校生に愉しんでもらえるプログラムを用意しよう。