講義ブログの可能性

私の古巣の東大総合文化研究科で、「科学技術インタープリター養成プログラム」がスタートした。このコースで「科学技術ライティング実験実習I」を担当されるのは、パラサイトイブの瀬名さん。その瀬名さんが、講義ブログを開設されている。
この講義の第一回で、次の課題が提示されている。

課題その1:受講者は一回目の講義内容を自分の言葉でまとめ、感想も付して、自分のウェブサイトに掲載すること。ブログ形式、掲示板形式、どんなものでも結構です。そしてこの記事にトラックバックないしはリンクして下さい(トラックバックではない場合は、このコメント欄にURLとリンクした旨を書き入れて、自分のウェブサイトに誘導して下さい)。締切は10月25日(火)。

この手は、使えるなぁ、と興味深く拝見した。
昨年の少人数ゼミでは、受講生にHTMLを教えて、自分でウェブサイトを開設し、レポートをウェブサイトにアップロードするように指示した。
しかし、今やブログ時代だ。ブログの方が、コメントやトラックバック機能が使えるので、学生との双方向のコミュニケーションには便利だ。
いま、今日の少人数ゼミの準備をしているが、瀬名ブログにトラックバック・レポートが届いているかなと思い、ちょっとチェックしてみた。トラックバックはまだだったが、思いがけない名前を目にした。

もうおひとり、日本大学経済学部の中嶋康裕さん(専門は動物行動学)にもビデオレターにてご出演いただく予定です。

おおっ、中嶋くん、元気にしてるのね。いやはや、スモールワールドですねぇ。
少人数ゼミのページで、昨年までのレポートを読んでみると、1年生のレポートとしてはかなりよくできたものが多いと思う。
今日は、今年の受講生と、「企画会議」をする。今年は、5年計画ではじめたこのゼミの最後の年である。最後を飾るのにふさわしいレポートを書いてほしいものだ。