日本植物学会遺伝子組み換えシンポジウムの準備

昨日から上京している。昨日の午後は、環境省の植物レッドデータブック見直しに関する検討会に出席。
今日は、九大東京オフィスで、9月21日に開催する日本植物学会富山大会シンポジウムの打ち合わせである。
シンポジウムのタイトルは、「遺伝子組み換え植物の開放系研究と開放系利用:科学者は合意形成に向けてどう対処すべきか?」。
植物学会理事として、企画したシンポジウムである。
上京に先立って、私のウェブサイトにプログラムと講演要旨をアップロードしておいた。これから、これらの要旨を参照しながら、もうひとりのオルガナイザーと相談して、30分の講演用のパワーポイントファイルを準備する。
日本植物学会のシンポジウムとしてはおそらくはじめて、「価値的命題」や「合意形成」についてとりあげる。基礎科学者の間で、社会と関わるうえで必須となるこれらの考え方についての合意をひろげるのが、今回のシンポジウムの最大の目標である。