モンサントポリスに関する wired news

shimotsukiさん、hotwired JAPANをご紹介くださり、ありがとうございました。早速、このサイトの検索ボックスに「モンサント」と入力して、検索してみました。便利なサイトがあるもんですね。
AP通信1月24日の記事、「モンサント、遺伝子組み換え作物「不正使用」で農家を次々と提訴」によれば、モンサント社が農家を訴える際にきわどい調査を行なっていることを、モンサント社知財責任者も認め、「われわれにとっても本意ではない。彼ら(契約農家)はわが社の顧客であり、大切な存在だからだ」とコメントしているそうです。
Kristen Philipkoski氏による2004年5月21日の記事、「遺伝子組み替え訴訟:カナダ農家、最高裁でもモンサント社に敗訴」によれば、最高裁は、5対4でモンサント社の主張(特許法違反)を支持したものの、一方でSchmeiserさんはGMの花粉を受け取った種子から何ら利益を得ていないという判断を下し、モンサント社による訴訟費用と種から得た利益の請求(20万ドル)を却下したそうです。
モンサント社のやり方は、彼らにとっては、「高い倫理観に基づく活動」なんでしょうね。「高い倫理観」で他国に攻め込む国とどうつきあうか、という問題まで、GMに関しては考えなければならんということです。
しんどい話ですが、科学者はこのような問題についても、無知であってはならないと思います。科学が生み出したものの使われ方についても、科学者がある程度責任を持つ必要があると思います。