文科省が国立大交付金増額を要求

昨夜、「あほだ」と書いたとたん、「文部科学省は18日、2011年度の概算要求で、国立大学法人の運営費交付金について、10年度予算(1兆1585億円)に比べ、数%程度の本格的な増額を求める方針を固めた」という記事が報道された。
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010081801001174.html
文部科学省はさすがにあほではない。しかし、各省の概算要求を一律一割削減するという方針は変わっていない。文部科学省所管の他の予算を大幅に削減しなければ、国立大交付金増額の要求はできない。いったいどこをどう削るのだろう。
国立大交付金が増額されればそれでよし、というわけにはいかない。「一律一割削減」という方針が愚策だという評価は変わらないのだ。