自然再生事業指針案へのコメント

近畿大学の藤田朝彦さんから、自然再生事業指針案へのコメントが4日に届いていた。このコメントをウェブサイトにのせた。
指針案へのコメントに加え、富士五湖に生息するコイ科魚類のヤマナカハヤ環境省RDB:DD)は、アブラハヤとの形態的差異が微小で、アブラハヤから隔離されて以後5000から1300年程度しかたっていないと考えられるが、アブラハヤの生息地(河川中流域、砂礫底)とは大きく異なる生息地(火山性塞き止め湖、溶岩底)への適応を発達させている点で、進化的な単位と認めて、保全すべきではないか、という具体的な問題提起をいただいた。この問題については、いずれBlogで取り上げよう。