GCOE事務体制スタート・投稿論文の朗報

昨日、GCOE「アジア保全生態学」事務補佐員のAさんとSさんが着任され、事務体制が発進した。AさんにはGCOE事務室のデスクで、経理(RA雇用を含む)を担当していただく。早速、RA雇用に向けて、各研究室との連絡調整を開始した。
Sさんには私の部屋のデスクで、国際対応をふくむ連絡調整を担当していただく。Sさんは中国籍の方だ。フォルクスワーゲン中国支社勤務経験があり、英語も堪能なので心強い。私は今日、名古屋に出張したが、メールで指示をして、外国人スタッフのCさんの社会保険のための書類などに対応していただいた。
GCOE内定後、予算の立案、交付申請、特任スタッフ雇用などの一連の事務を私がこなしてきた。これからはお二人に手伝ってもらえるので、かなり楽になる。
ただし、GCOEで設ける授業科目を、各専攻の次年度の授業科目として承認していただく(今年度については特別開講科目として承認していただく)ための、教務課や各専攻との調整という仕事が残っている。また、外部から採用する特任助教のための居室・実験室を確保するための最終調整が必要である。これらをクリアすれば、ひとまず始動段階の大きな山は越える。
名古屋で、Nさんからのメールを受け取った。American Journal of Botanyに投稿中の論文に関するエディターからのメールが転送されていた。まだコメントを詳細に検討してはいないが、minor revisionでアクセプトにこぎつけることができそうだ。朗報である。
T君からも投稿準備中の論文原稿修正版が届いた。こちらは今回の対応で投稿原稿を完成させることができそうだ。
昨年10月以降は、GCOE申請準備にかなりの時間をとられ、投稿原稿への対応が遅れてしまった。完成待ちの草稿が、6編に達している。GCOEスタートアップも一段落してきたので、今後は原稿執筆にしっかり時間を割きたい。
一方、自然再生ハンドブック編集、COP10対応業務(AP-BONワークショップを受けた連絡調整など)も急がねばならない。
明日は大学院入試。受験生が試験問題を解いている間に、Nさんの論文など、緊急業務に対応しよう。